MG1/100 GNT-0000 ダブルオークアンタ(クリアカラーVer.) 『劇場版 機動戦士ガンダムOO A Wakening of Trailblazer』に登場する、主人公の刹那・F・セイエイの機体。 Oガンダムから数えて第5世代にあたる機体だが、開発当初からELSとの対話を目的として作られている。 しかし戦闘能力も高く、刹那の得意とするGNソードをはじめ、バスターソード、バスターライフルに変形合体するほか単独での使用も可能な6基のGNソードビットを装備。 これは、2011年11月4日〜6日に秋葉原UDXで開催された「ガンプラEXPO2011」の会場で限定販売されたプラモデル。 2010年に発売したMGダブルオークアンタの成型色を変更したものです。 私はよくあるクリア成型にしただけの限定プラモデル、といったものはあまり好きではないのですが、クアンタはその特性上、劇中で光り輝いていた印象が強く、さらにMGは内部フレームのディテールが非常に凝っているので、購入にいたりました。 完成してみると、これがなかなかどうして、クリア成型のよく似合うプラモデルではありませんか。 それに、MGは本当に見えない部分まで丁寧に造形してあるので、外装が透けて見えるのは実に魅力的です。 劇中の機体イメージを損なわずにMGのディテールをとことん楽しめる好キットに仕上がっています。 背面のGNドライヴは、別売りのLEDユニットで発光。 ちなみに、わかりづらいですが1枚目やこれ以降の写真は胸も光っています。 点灯・消灯には一度バックパックを取り外して中のGNドライヴごと取り出さないといけないので少々不便。 でも光ると綺麗。 クリア成型だからこそ楽しめる、こだわり抜いたMGのメカニカルディテール。 外装の裏にも丁寧にモールドが施されていたりするので、それまで透けて見ることが出来ます。 そういったクリアならではの楽しみ方が出来る上に、クアンタはまずクリアがとても似合いますね。 パッケージイラストをイメージ。 クアンタはとにかく神々しい機体だったので、あまり物騒なポーズをとる印象がありません。 あと地に足がつく機会もほぼ無いので、以降は大体浮いています。 GNソードX。 長いため全部は写らず・・・。 刃部分を横に倒すことで、ライフルモードにも出来ます。 GNソードのソード/ライフル変形は、初代GNソードが一番格好よくて且つわかりやすかったなあ。 ダブルオー以降90度倒すばかり。 GNバスターソード。 GNソードXと6基のGNソードビットが合体した強力武装。 その全長はダブルオークアンタの機体全高そのものを遥かに凌駕するという、どう見てもロマン武装なデザイン。 当然、大きさに比例して重量がかなりあるため、手で持つほかに腕のジョイントに接続する必要があります。 ポーズが非常につけにくいですが、カッコいい。 GNバスターライフル。 GNバスターソードを横倒しにして、先端を開いたライフル形態。 持ち方が持ち方だけに、GNバスターソードよりはるかに保持が大変です。何度手からポロリしたことか・・・。 しかしそれだけに、ポーズが決まると格好いい! 本来の飾り方。 実は先ほどの写真はかなり無理をしていて、いつ手から落ちるかわかったものではありません。 そんなわけで、そのあまりに重量のあるバスターライフルを保持するためのアクションベースが付属しています。 通常のHG用のものと同様ですが、GNソードX本体に専用の接続穴が開いています。 それにしても、こんな台座が付属してしまうことからもわかるように、そもそも重力下で使う武器ではないんですね。 活躍の場が宇宙のみだったからこそのロマン武装。 GNシールドは、可動アームを動かすことで背部のGNドライヴに接続することが可能。 シールドにはGNソードビット用にツインドライヴの1基を内蔵しており、こうすることで胴体のGNドライヴと接続。 GNシールド上部は可動式。 シールドのクリアパーツには光るギミックがないのですが、胴体のGNドライヴに完全にまっすぐ接続されるため、LEDの光がシールドの奥まで届きます。 これが実に美しい輝きを見せてくれます。 武装を取り外した状態。 胴体はエクシア、腕や脚部はダブルオーのデザインをかなり強く取り入れているため、初見でのインパクトこそ弱いですが、実に綺麗にまとまっています。 GNシールドのために肩が左右非対称になっていますが、そこがまた良い具合ですね。 OOという物語の最後を飾るに相応しい機体だったと思います。 以上、MGダブルオークアンタクリアカラーバージョンでした。 今回のアイテムは、クリアガンプラとしてはかなりのヒットでしたね! 機体各部に見られるクリアグリーンのパーツも、通常バージョンよりかなり明るい色に変更されており、全体の統一感が上がっています。 なお、クリア外装はほとんど塗装しておりませんが、フレームはガンクローム+ライトガンメタルで塗装しています。 外装に対してちょっと色が濃いかなと思ったのですが、意外と綺麗にまとまって安心しました。 またこういった楽しいキットに出会えることを祈って。 それでは、また! |
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