RG(リアルグレード) 1/144 ZGMF-X10A フリーダムガンダム



『機動戦士ガンダムSEED』第34話で初登場。

「フリーダム」としてZ.A.F.T.でジャスティスと共に開発されていたものの、ラクス・クラインにより強奪。以降、主人公キラ・ヤマトの専用機となった機体。


RG第5弾としてラインナップされたフリーダムですが、今回もイカしたアレンジは健在。

外装の各所に彫られたモールド、これでもかというくらいのパーツ分割、そしてほぼ完璧なプロポーションを実現しています。





外装はホワイトだけでなく、各所が淡いグレーになっています。

ウイングはバックパック内のフレームに接続されており、バックパックも簡単に外れない工夫がされています。





ハイマットモード。

左右5対、合計10枚のウイングユニットを展開したハイマット状態を再現できます。

よく考えたら、バラエーナは一番上のウイングの裏に隠すんですね・・・。お陰で翼が4対に見えてしまっています。





ウイングユニット基部は内部のフレームに直接つながっているため、保持力は抜群。

羽根も含め、かなり自由自在に動かすことが出来ます。

肘の関節は、ご覧のとおり非常によく曲がります。実はもっと曲がります。





ラケルタ・ビームサーベル。

両側のサイドアーマーにマウントされているサーベルラックを手に持たせることが出来ます。

刀身は一般的なMG用のものなので、1/144であるRGに持たせるとかなり迫力があります。

ひざ関節は写真ではあまり曲げていませんが、二重関節がそれぞれほぼ90度まで曲がるというMGも驚きの可動域です。





アンビデクストラス・ハルバード。

やたら名前が長い、ビームサーベル2本を連結させたナギナタ状の武器。

サーベル1本で既にキットの全高と同じくらいの長さがあるので、連結させると大変です。

結果、こんなポーズに。





フルバーストモード。

背部のバラエーナ・プラズマ収束ビーム砲2門、腰部のクスィフィアス・レール砲2門、及び右手のルプス・ビームライフル1丁、合計5門の銃を一斉に起動した状態。

フリーダム一番の見せ場です。

機体に搭載されているマルチロックオンシステムで複数の目標を同時に捕捉することが可能で、キラ・ヤマトの場合は10機以上の目標を同時に撃墜できるらしいです。

銃口の数からして、同時に攻撃できる最大数は5機なんじゃないかと思ったり思わなかったり。





ウイングユニットに接続されているバラエーナは、下の方の黒いウイングに繋がっています。

そのため、下のウイングを持ち上げるとバラエーナは内側に移動し、下げると外側に移動します。

綺麗にウイングを開いて両方のバラエーナをまっすぐ構えさせるのは、なかなか骨が折れます。





ボディや脚部の外装は、MGもビックリのパーツ分割。

それより驚いたのは、PG並みの分割がされている頭部です。

なんで口の装甲の溝があいてるの。普通スミ入れするところでしょうそれ。

さらに頭部バルカンも、白い外装に穴が開いており、内部のパーツに取り付けるとバルカンの部分が出てくるという変態構造。MGですら塗り分け必須なのに。

肩や脚部の装甲は、成型色に合わせて一部を薄いグレーで塗ってあるのですが、いまいちわかりづらいですね。





キットには、2枚のリアリスティックデカールが付属。

合計で100枚は軽く越えるデカール枚数となっています。

さすがに全部を貼ることはできなかったので、必要だと思った部分に貼ってあります。

あとは自己流でカッコよくなりそうな箇所に貼ったりしました。

水転写ではないので、どうしても透明の部分が浮いて見えてしまいますね・・・。





スミ入れなども膨大な量に。

バラエーナのスミ入れが少々うるさくなってしまった気がしますが、まあこんなものでしょう。たぶん。

HGでは塗り分けが必須だった赤いパーツなどは、もちろん全て別パーツ。

信じられない情報量の分割です。





手首は6種類が付属。

ちょっと前のMG並みに指がよく動く可動手首が左右、クスィフィアス・レール砲のトリガーを持つ握り手が左右、ビームライフル用右手、開き左手、の6個です。

それと、アクションベース用のアタッチメントが付属。RG様は尻に穴を開けるなんて野暮なことはなさらないのです。



以上、RGフリーダムガンダムでした。


いやぁ初めてRGを作ったのですが、めちゃくちゃ凄いですねこれ。

HGと同じスケールでMG以上のことをやるとこうなるのだな、と痛感しました。

パーツ分割は完璧すぎて非の打ち所なし。合わせ目消しなんて一切必要ありません。

それどころか、そこまで分割するの!?みたいなところまで別パーツになっていたり。

もう驚きの連続でした。


キットそのものの完成度も、言うことなしのクオリティです。

外装ポロリはまったくないし、関節はアホみたいに可動する上に保持力も上々。付属の手首も種類が豊富で大満足でした。

プロポーションやデザインから判断しても、これはフリーダムキットの決定版といってもよいのではないでしょうか。



2012年より始動する、ガンダムSEED HDリマスタープロジェクトを記念して、リアルグレード第5弾(量産型ザクUを除くと4体目)に選ばれたフリーダム。

エールストライクが出た時は、「なんでザクの次がエールストライク??」と疑問でしたが、こういうことだったのですね。

次弾はまた半年近く先でしょうが、何がラインナップされるのか今から楽しみです。ジャスティスかな?

私はRGユニコーンがいつか発売されることを信じて、それまでにまた腕を磨いておきます!



それではまた!

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